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3日目。

割と遅めの9時起床。
それでも前日の夜遊び、今までに蓄積した少量の睡眠時間が大幅に響きだいぶ厳しい目覚め。

目覚めての開口一番、エビスの「おい、寒いぞ」の一言。
脱エコロジーを謳う藤田Pによるエアーコンディショナーの加減のなさが主たる原因だ。

飯が全く合わないと気付き始めた3日目、遂に朝飯がパンのみになるという強行。
そしてもうひとつ気付いたのは、タイは全般的に飲み物が甘いということだ。
ホテルのバイキングのオレンジジュースであれば、果汁100%が用意されるのが通例だが、タイではバヤリースよりももっとスウィートな汁が用意される。容器にはフレッシュなオレンジが描かれているにも関わらず、である。

段々勝手が解ってきた3日目、地下鉄の駅まで歩んで移動。
結構距離がある。

途中、銀行にて両替。
素敵なコミュニケーションを図ることに成功。
ミーナムヂャイで「親切でいい人」だ。

道中、野犬がチラホラ。
んが、やはり昼は元気がない。
Butしかし、路上に無数の犬の糞。
カリッカリに乾いたのを踏んでしまう。

初めてのタイ地下鉄。
タイの地下鉄にはセキュリティゲートがあり、そこを通らないと改札にゆくことが出来ない。

早速エビちゃんが引っ掛かり、バッグの中身を警備員にチェックされるのだが、サラッと終わってしまう。
本当にこれでセキュリティと言えるのか。

地下鉄自体は中々の近未来。
駅にはガラス張りのドアが張り付いており、転落を防止している。

タイでは坊さんにも席を譲らなければならない。
しっかりとシールに明記されている。

タイのフォーマルなのかはわからないが、中年らしきババァがメガネを掛けつつ、サングラスを頭に乗せていた。
眩しい瞬間だけ、逆になるのだろうか。

タイの東京駅であるファランポーン駅に到着。
ここからタイのJRである国有鉄道に乗り換え、タイの京都、古都であるアユタヤを訪れるのだ。

地下鉄の駅からの乗換えで案内板を見ながら移動しつつ、途中の公衆電話で記念撮影をかましていたところ、「観光案内人」という顔写真つきのIDパスをぶら下げたババァが1人近付いてくる。

そのババァは親切にも迷っている僕らに声を掛けてくれ、「こっちだ」と案内してくれる。
案内板には3番出口が国有鉄道の直結出口とあるのだが、ババァは2番出口に僕らを連れて行こうとする。
「なぜだ」と聞くと、
「こっちでチケットを売っているからだ」
と応えるババァ。

エビス、藤田Pは完全に信用しきっているようだが、何となしにキナ臭い。

2番出口に出るエスカレーターで、ババァは
「『ナンデヤネン』ハオオサカ?」
「『ナンデダヨ』ハトキョ?」
と聞いてくる。

「そうだ」と応えると、
「私ノトモダチ、大阪デ働イテル」
と笑顔で返してくる。

この瞬間、僕はピーンときてしまった。
「日本の特定の都道府県で知り合いが働いていると言い寄り、自分を身近に感じさせ詐欺に陥れる」と「地球の歩き方 バンコク編」に明記されていたからだ。

日本人という人種性からか、それでも未だ信頼する余地があると思い込んでしまうのが我々の性。
2番出口を出て、汗だくになりながら力説する彼女に応対する。

彼女は資料の束を取り出し、巧みに操りながら僕らにどこにゆきたいのかの尋ねる。
「アユタヤだ」と応えると、
「何でゆくつもりなのか」と聞いてくる。
「電車だ」と応えると、資料の束の中から国有鉄道の時刻表を取り出し、僕らに広げて見せる。

当時の時刻は12時30分であり、その時刻表には14時50分まで電車はないという。
中々しっかりとした時刻表であり、僕らはそれを知った瞬間ガッカリ。

バスでゆこうとも、バスターミナルまでそこそこ距離があり、3人共々行き詰まってしまう。

ババァはそんな様子を逃さずに新たな提案を持ちかける。
「提携しているタクシー業者があるから、仲介料含め1人600バーツ(約1800円)でアユタヤまで連れて行き、さらに観光つき」というものだ。

エビス・藤田Pは満更でもないといった表情を浮かべていたが、「地球の歩き方」をテスト前の教科書の如く読み込んでいた僕は自信から確信に変わり、2人に「完全なふっかけだ」と耳打ち。

2人は「そんなことない」といった態度を示すものの、強制的にババァを振り切って駅へ向かう。
途中、振り返るとババァは「カモを逃がした」といった名残惜しそうな表情を浮かべていた。

実際、駅のインフォメーションへゆくと、正規の時刻表を示され、12時55分発の電車があると告げられる。
「いくらだ」と聞けば、「15バーツ(約45円)」との応え。

2人のなかで僕が一気に英雄へと駆け上った瞬間でR。
自分で言うのも何なのだが、この旅で一番のファインプレイであった。

いやはやしかし、恐らく日本で言えば東京~伊豆くらいの距離が45円で行けるというのは驚きだ。

3等車に乗車。
「世界の車窓から」ばりのエアコンなし、窓全開、ドア全開、席ガタガタの列車。
それっぽくなってきて若干興奮したものの、2時間耐えるのかと思うとゾッとする。

発車した途端に先程の一連の容疑の総括。
「地球の歩き方」を読んで知っていたにも関わらず、正直なところ首の皮一枚というところであった。
実際に経験してみないとわからないこともある。
ファランポーン駅での乗り換えの際には是非ともお気を付け頂きたい。

「使えるな、『地球の遊び方』!」と藤田P。
何処ぞの風俗情報誌と間違えているのであろうか。
しかも無意識に口から出たというのだから堪らない。

駅に着く度に車内の売り子が増え、「次は一体何が来るんだ?」と思わせるほど。
尚且つ、遅延が尋常ではない。
「あ、遅れちゃった。テヘ」ぐらいにサラリとやってのける。

結局予定より30分遅れの15時過ぎに古都アユタヤに到着。
駅前で交渉し、初トゥクトゥクに乗車。
バンコクのものとは違い、向かい合わせの後部座席。
何となく「違う」といったところ。

目的の1つである寝釈迦仏見学。
全く大したことあらず。

近くに物売りの屋台があり、僕たちが日本人だと解るや否や『チンポ・スズキムネオ』を繰り返し連呼する親父。

移動しようにも、地方であるからか全くタクシーが走っておらず。
たまに見つかるトゥクトゥクも交渉負け。
近くに学校があり、下校時間と重なってしまい迎えの車やバイクに埋もれてしまう。

ようやく交渉に折れ、トゥクトゥクで次の目的地ワット・プラ・マハータートへ。
ここは戦争によって一度破壊されたため、仏像の頭部が吹き飛んでそのまま埋まってしまった木が遺されている。
「なるほどな」といったところ。

時間が迫り、アユタヤに飽きたところでそろそろ帰ろうとも、また移動手段が捕まらずウロウロ。

すると、キッチリ制服をめかし込んだ坊やと教育ママ風の母親が車から降りてきて「どうしたの?」と声を掛けてくる。

事情を英語で説明しようとすると、「息子ガ日本語勉強シテルカラ日本語ダイジョブ」と応える。

アユタヤでもこのパターンかと思っていると、教育ママは迅速にトゥクトゥクを止めてくれ、駅までの料金を半分出してくれ「ガンバッテ」と遺して去っていった。

道中僕は、実はあの教育ママとトゥクトゥクの運転手が結託していて、駅に着いた途端更に請求されるのではないかとハラハラするなか、まるでバンコクの一件が無いことであったかのように「あのババァいいヤツだったなー」と振り返る藤田P。
とても幸せなヤツだ。

結局駅に着いても何も無かった訳だが。

16時47分発の電車の次は18時発の電車しかなく、駅に到着したのは16時55分。
んが、駅は人で賑わっている。

どうやら遅れているらしく、ホワイトボードに詳細が書かれている。

切符を買うと、往路よりも5バーツ高い20バーツを請求される。
「何故だ」と問いかけると、切符の「Rapid」と書かれている部分を指差される。
快速はどうやら高い模様。

ホームで電車を待つものの、中々来ず。
駅員が定期的にやってきて、ホワイトボードの時間の欄を何度も直す。
緩い。非常に緩い。

まもなく電車が来るという鐘が駅員によって鳴らされる。
んが、アユタヤ駅は地方の駅であるためか、線路は3本ほどあるにも関わらず、ホームは一片しかない。
その代わりに線路と線路の間に木板が敷いてあり、そこで電車を待つことになる。

電車が来た瞬間、顔の目の前を電車が勢い良く通り、尋常ではないほど怖い。本当に怖い。

電車に乗り、駅で手渡された時刻表を確認すると、往路は1時間半かかったものの、復路はどうやら2時間かかる模様。
だのに、復路は5バーツ高い快速だという。
不可解だ。

帰りの電車は満席で、相席を余儀なく強いられる。

どこからか、リアリティな鶏の鳴き声が聞こえてくる。
何でもアリのこの国のことだ、きっと鶏がこの電車に乗り込んでいるに違いない。

と思いきや、向かいに座っているおっさんの着メロであった。
おっさんは寝ていて気付かず、僕らは笑いを堪えきれず、といった構図。

バンコク到着寸前、後ろの席に座っていた坊さんが陽気に話し掛けてくる。
会話をしようにもタイ語で話し掛けてくるため、苦笑いしか出来ず。
何故、あんなにベラベラ僕らに話しかけてきたのであろうか。
不可解だ。
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