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4日目。

昨日の教訓から、今日はしっかりと起きて愉しくやろうと心に決めてはいたものの、流石に厳しい。
遅くまで起きてしまった影響が、ドシドシ出ている。

約3時間ほどの睡眠ののち、本日もパンオンリーの朝食。

初日、BTSの1日フリーパスを貰っていたため、今日はそれを駆使して様々に見て周ろうという魂胆。

BTSの駅までタクシーでゆこうと思いきや、ホテルのボーイらしき人物が勝手にタクシーを止め、親切の押し売りからか、どうやらタクシーの運転手に最寄の地下鉄の駅まで行ってくれとタイ語で告げた模様。

結局、地下鉄経由でBTSに乗車。
昨日散々な目に遭いかけたファランポーン駅へ。

そこから再びタクシーで念願のワット・ポーへ。
因みにワット・ポーとは、大寝釈迦物とタイ式マッサージの総本山として知られている王室寺院(地球の歩き方 バンコク編P.96参照)でR。

云わばタイマッサージの東大なのでR。

50バーツを支払い、ワット・ポーに入場。

愉しい。

今回の旅の中で一番有意義なスポットだ。
マッサージの総本山だけあり、仏像がマッサージに因んだ型になっており可愛い。

そして、タイで一番見たかった大寝釈迦物が眼前に。
物凄い迫力だ。
真っ金金だ。
サガットの背景だ。
えらいものを見てしまった、といった感じだ。

そして総本山のマッサージを受ける。
御満悦なのでR。
1時間しこたま揉み解してもらって1000円いかない。
憎いぜ。

タクシーで移動。

バッグパッカーが集まるというカオサン通りへ。
今回一番雰囲気の良い屋台街でR。

昨日のMBKというショッピングモールが上野アメ横ならば、ここは浅草仲見世だ。
何かがありそうな予感を起こさせる商店街だ。

マクドナルドに入店。
欧米人向けなのか、全てがデカい。
ダブルビッグマックなるものまである始末。

日本のテリヤキマックバーガーもあるのだが、『Samurai Pork Burger』という劇的な英訳で販売されている。

フィレオフィッシュバーガーに挑戦。
やっぱくせぇー。
食えたもんじゃねぇー。


トゥクトゥクで移動しようと交渉を試みる。
んが、タクシーで50バーツ(150円)で移動できる距離を250バーツ(750円)払えと吹っ掛けてくる。

恐らくトゥクトゥクの運転手になるような奴は、タクシーが運転出来ないような頭の弱い人間ばかりなのであろう。
お父さんがタイでトゥクトゥクの運転手をやっている人がいたらごめんなさい。

タクシーで移動。

カオスなショッピングモール、MBKへ。

タクシーを降りた途端、1台の原チャが目に入る。


大宮ナンバーだ。


恐らくは盗難車であろう。

東南アジア感丸出しでR。


実は前日、MBKを訪れタイのやよい軒を発見した際には、既にデジタルキャメラの電池が切れていたため、本日は充電済みのキャメラを持って、満を持しての撮影会だ。

目的は撮影だけなのだ。

あと、ショッピングモールの綺麗なトイレでうんこをするという目的もある。

因みに、MBKのトイレは2バーツかかる。
お出掛けの際にうんこを処理したくなったあかつきには、是非参考になさってください。

撮影をたっぷり済ませ、BTSで移動。
ここでようやくBTSの1日乗車券が登場する。
時刻は17時過ぎでR。

前々日訪れたスーパーマーケットにて、日本の製菓のタイ版のものを大量に買い込む。

物議をかもした『ペプシMAX』を土産に買ってゆこうと、エビスと話がまとまる。
んが、「飛行機の気圧で炭酸は爆発するのではないか」という稚拙な疑念が生まれる。

結局、「賭けだな」ということで購入決定。

無料トゥクトゥクで移動し、一昨日訪れた免税店で物色。

昨日、ある淫語が『チャックワーオ』と現地で発音することがわかり、その響きの良さから、常時何に対しても利用するようになってしまった。

この免税店でもついつい口から『チャックワーオ』が漏れてしまい、徹底的に店の人間からマンマークを受けることになる。

エビスが土産に『タイ国旗』か『タイっぽいトランプ』が欲しいとかねてから呟き続けていたのだが、ついにこの免税店にて断念。
トランプって何だよ。

BTS経由のタクシーで一旦ホテルへと戻る。


次回、『またたびふたたび禄 無情』では、「ガラス張り」と「五連」がキーワードになります。
どうぞおたのしみに。
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段々と持ち返してきた感覚が募る3日目。
やることが全て上向きに動き始めている。

国有鉄道を降り、地下鉄に乗り換える。

そこから途中BTSに乗り換え、ナショナルスタジアム駅へ。

駅前のマーブクロンセンター、通称MBKという巨大ショッピングモールへ。
東急デパートも併設されており、若者に人気のスポットである、と地球の歩き方に明記されている。

この建物もテロ対策からか、地下鉄同様セキュリティゲートを設けており、案の定エビスだけ引っ掛かり、案の定見ているのかいないのかわからないほどの簡単な荷物チェックで終わる。

どでかい吹き抜けの建物なのだが、中に1階から5階までギッシリと店が詰まっている。
んが、ほとんどがバッタモン屋なのだ。

言ってしまえば上野アメ横の巨大集合体なのでR。

4階は主に家電・携帯電話の店がズラリと並ぶのだが、何故だか各店オリジナルのiPod・iPhoneを発売している。
iPodGなる謎の機種まで販売している有様。
無法地帯もいいところだ。

サムスン電子のバッタモンが売られている中で、サムスン電子の正規のカスタマーセンターが隣接しているというカオス。

腹が減り、7階のレストラン街でタイ風しゃぶしゃぶである「タイスキ」を喰らおうと試みたのだが、店の前を通りかかっただけで、あの臭い匂いが充満しているため断念。

遂に発見「やよい軒」。
日本で大変お世話になっているが、タイで運営している会社がタイスキのチェーンを構えることで有名な会社であるため、気が引けてしまう。

結局アメリカンレストランの系列店であるシズラーでこってりしたアメリカ飯を食うことになる。

ようやく匂いの無いまともな飯にありつけた。

サイドメニューに僕とエビスはベイクドポテトを頼んだのだが、切れてしまったらしく「出せない」と言われる。

2人で協議した結果、アメリカンスタイルなら大丈夫であろうと、フライドライスを注文してみる。

しばらくして注文したものがテーブルの上に並ぶ。
んが、やはりどこからかあの臭い匂いがするのだ。


フライドライスだ。


どうやらタイ米は臭いらしい。

そして海老も中々独特でR。
タイの魚介類は川魚であるためか、やはり臭いのでR。
ようやく気付いた3日目の夜でR。

食後、地下鉄で移動。
サラデーン駅へ。

日本人街であるタニヤ通りへ。
色々な勘違いが見受けられ、中々愉しい。
「スナック19番ホール」が愉快。

タイのファミリーマートに初入店。

喉が渇いていたため、生茶を購入。
ただ、気掛かりなのが、緑色のボトルに『ORIGINAL』と記載されているものの隣に、白のボトルに『無糖』と記載されているものが陳列されていることだ。

「よくわからないけど、オリジナルを買っとくか」と日本の生茶と何ら変わりない緑色のボトルの生茶を購入し、店の外で飲んでみる。

甘い。

劇的に甘い。

生茶が甘いのだ。

この時点で土産物が1つ決まる。

夜の街を徘徊し、賑やかなパッポン通りを覗く。
活気溢れるものの、客引きが過剰だ。

タクシーで移動し、ルンピニー公園へ。
ナイトマーケットが開催されており、併設された野外施設で毎晩ライヴが行われている模様。
客席はビヤガーデンのようになっており、各ビール会社がこぞって店を出店している。

ナイトマーケットで買い物を試みる。
徘徊していると、『シャチョッサン、シャッチョサン』を初経験。
「社長じゃねえよ、会長だよ」と返すと、
『オー、政調会長ネー』と返してくる。

彼らの方が一枚上手であった。

ホテルに戻る前に、セブンイレブンに寄ってタイのビールでも買おうと試み歩んだものの、途中で野犬の群れと出くわしてしまい断念。

結局、タクシーを止め、セブンイレブン経由でホテルへ向かってもらうように告げる。

セブンイレブンに入店したものの、酒類が売っておらず。
運転手にそのことを告げると、「あ、そういえば」ぐらいの感覚で、11時から14時、17時から24時の間でしかセブンイレブンではアルコールが売れないというタイの法律を教えてくれた。

時刻はてっぺんを回っていたため、結局そのままホテルへ。
今回の運転手は中々気さくで、初めて運転手で『イイ奴』と感じたため、協議の結果20バーツをチップとして手渡すことにした。

3日目は中々濃ゆく、疲労感困憊。
だが、色々学んだのではないだろうか。

今宵は早く眠れる予定であったのだが、何故だか話し込んでしまい、時刻は明け方4時近く。

明日辛くなるのは目に見えている。
馬鹿の集まりだ。
3日目。

割と遅めの9時起床。
それでも前日の夜遊び、今までに蓄積した少量の睡眠時間が大幅に響きだいぶ厳しい目覚め。

目覚めての開口一番、エビスの「おい、寒いぞ」の一言。
脱エコロジーを謳う藤田Pによるエアーコンディショナーの加減のなさが主たる原因だ。

飯が全く合わないと気付き始めた3日目、遂に朝飯がパンのみになるという強行。
そしてもうひとつ気付いたのは、タイは全般的に飲み物が甘いということだ。
ホテルのバイキングのオレンジジュースであれば、果汁100%が用意されるのが通例だが、タイではバヤリースよりももっとスウィートな汁が用意される。容器にはフレッシュなオレンジが描かれているにも関わらず、である。

段々勝手が解ってきた3日目、地下鉄の駅まで歩んで移動。
結構距離がある。

途中、銀行にて両替。
素敵なコミュニケーションを図ることに成功。
ミーナムヂャイで「親切でいい人」だ。

道中、野犬がチラホラ。
んが、やはり昼は元気がない。
Butしかし、路上に無数の犬の糞。
カリッカリに乾いたのを踏んでしまう。

初めてのタイ地下鉄。
タイの地下鉄にはセキュリティゲートがあり、そこを通らないと改札にゆくことが出来ない。

早速エビちゃんが引っ掛かり、バッグの中身を警備員にチェックされるのだが、サラッと終わってしまう。
本当にこれでセキュリティと言えるのか。

地下鉄自体は中々の近未来。
駅にはガラス張りのドアが張り付いており、転落を防止している。

タイでは坊さんにも席を譲らなければならない。
しっかりとシールに明記されている。

タイのフォーマルなのかはわからないが、中年らしきババァがメガネを掛けつつ、サングラスを頭に乗せていた。
眩しい瞬間だけ、逆になるのだろうか。

タイの東京駅であるファランポーン駅に到着。
ここからタイのJRである国有鉄道に乗り換え、タイの京都、古都であるアユタヤを訪れるのだ。

地下鉄の駅からの乗換えで案内板を見ながら移動しつつ、途中の公衆電話で記念撮影をかましていたところ、「観光案内人」という顔写真つきのIDパスをぶら下げたババァが1人近付いてくる。

そのババァは親切にも迷っている僕らに声を掛けてくれ、「こっちだ」と案内してくれる。
案内板には3番出口が国有鉄道の直結出口とあるのだが、ババァは2番出口に僕らを連れて行こうとする。
「なぜだ」と聞くと、
「こっちでチケットを売っているからだ」
と応えるババァ。

エビス、藤田Pは完全に信用しきっているようだが、何となしにキナ臭い。

2番出口に出るエスカレーターで、ババァは
「『ナンデヤネン』ハオオサカ?」
「『ナンデダヨ』ハトキョ?」
と聞いてくる。

「そうだ」と応えると、
「私ノトモダチ、大阪デ働イテル」
と笑顔で返してくる。

この瞬間、僕はピーンときてしまった。
「日本の特定の都道府県で知り合いが働いていると言い寄り、自分を身近に感じさせ詐欺に陥れる」と「地球の歩き方 バンコク編」に明記されていたからだ。

日本人という人種性からか、それでも未だ信頼する余地があると思い込んでしまうのが我々の性。
2番出口を出て、汗だくになりながら力説する彼女に応対する。

彼女は資料の束を取り出し、巧みに操りながら僕らにどこにゆきたいのかの尋ねる。
「アユタヤだ」と応えると、
「何でゆくつもりなのか」と聞いてくる。
「電車だ」と応えると、資料の束の中から国有鉄道の時刻表を取り出し、僕らに広げて見せる。

当時の時刻は12時30分であり、その時刻表には14時50分まで電車はないという。
中々しっかりとした時刻表であり、僕らはそれを知った瞬間ガッカリ。

バスでゆこうとも、バスターミナルまでそこそこ距離があり、3人共々行き詰まってしまう。

ババァはそんな様子を逃さずに新たな提案を持ちかける。
「提携しているタクシー業者があるから、仲介料含め1人600バーツ(約1800円)でアユタヤまで連れて行き、さらに観光つき」というものだ。

エビス・藤田Pは満更でもないといった表情を浮かべていたが、「地球の歩き方」をテスト前の教科書の如く読み込んでいた僕は自信から確信に変わり、2人に「完全なふっかけだ」と耳打ち。

2人は「そんなことない」といった態度を示すものの、強制的にババァを振り切って駅へ向かう。
途中、振り返るとババァは「カモを逃がした」といった名残惜しそうな表情を浮かべていた。

実際、駅のインフォメーションへゆくと、正規の時刻表を示され、12時55分発の電車があると告げられる。
「いくらだ」と聞けば、「15バーツ(約45円)」との応え。

2人のなかで僕が一気に英雄へと駆け上った瞬間でR。
自分で言うのも何なのだが、この旅で一番のファインプレイであった。

いやはやしかし、恐らく日本で言えば東京~伊豆くらいの距離が45円で行けるというのは驚きだ。

3等車に乗車。
「世界の車窓から」ばりのエアコンなし、窓全開、ドア全開、席ガタガタの列車。
それっぽくなってきて若干興奮したものの、2時間耐えるのかと思うとゾッとする。

発車した途端に先程の一連の容疑の総括。
「地球の歩き方」を読んで知っていたにも関わらず、正直なところ首の皮一枚というところであった。
実際に経験してみないとわからないこともある。
ファランポーン駅での乗り換えの際には是非ともお気を付け頂きたい。

「使えるな、『地球の遊び方』!」と藤田P。
何処ぞの風俗情報誌と間違えているのであろうか。
しかも無意識に口から出たというのだから堪らない。

駅に着く度に車内の売り子が増え、「次は一体何が来るんだ?」と思わせるほど。
尚且つ、遅延が尋常ではない。
「あ、遅れちゃった。テヘ」ぐらいにサラリとやってのける。

結局予定より30分遅れの15時過ぎに古都アユタヤに到着。
駅前で交渉し、初トゥクトゥクに乗車。
バンコクのものとは違い、向かい合わせの後部座席。
何となく「違う」といったところ。

目的の1つである寝釈迦仏見学。
全く大したことあらず。

近くに物売りの屋台があり、僕たちが日本人だと解るや否や『チンポ・スズキムネオ』を繰り返し連呼する親父。

移動しようにも、地方であるからか全くタクシーが走っておらず。
たまに見つかるトゥクトゥクも交渉負け。
近くに学校があり、下校時間と重なってしまい迎えの車やバイクに埋もれてしまう。

ようやく交渉に折れ、トゥクトゥクで次の目的地ワット・プラ・マハータートへ。
ここは戦争によって一度破壊されたため、仏像の頭部が吹き飛んでそのまま埋まってしまった木が遺されている。
「なるほどな」といったところ。

時間が迫り、アユタヤに飽きたところでそろそろ帰ろうとも、また移動手段が捕まらずウロウロ。

すると、キッチリ制服をめかし込んだ坊やと教育ママ風の母親が車から降りてきて「どうしたの?」と声を掛けてくる。

事情を英語で説明しようとすると、「息子ガ日本語勉強シテルカラ日本語ダイジョブ」と応える。

アユタヤでもこのパターンかと思っていると、教育ママは迅速にトゥクトゥクを止めてくれ、駅までの料金を半分出してくれ「ガンバッテ」と遺して去っていった。

道中僕は、実はあの教育ママとトゥクトゥクの運転手が結託していて、駅に着いた途端更に請求されるのではないかとハラハラするなか、まるでバンコクの一件が無いことであったかのように「あのババァいいヤツだったなー」と振り返る藤田P。
とても幸せなヤツだ。

結局駅に着いても何も無かった訳だが。

16時47分発の電車の次は18時発の電車しかなく、駅に到着したのは16時55分。
んが、駅は人で賑わっている。

どうやら遅れているらしく、ホワイトボードに詳細が書かれている。

切符を買うと、往路よりも5バーツ高い20バーツを請求される。
「何故だ」と問いかけると、切符の「Rapid」と書かれている部分を指差される。
快速はどうやら高い模様。

ホームで電車を待つものの、中々来ず。
駅員が定期的にやってきて、ホワイトボードの時間の欄を何度も直す。
緩い。非常に緩い。

まもなく電車が来るという鐘が駅員によって鳴らされる。
んが、アユタヤ駅は地方の駅であるためか、線路は3本ほどあるにも関わらず、ホームは一片しかない。
その代わりに線路と線路の間に木板が敷いてあり、そこで電車を待つことになる。

電車が来た瞬間、顔の目の前を電車が勢い良く通り、尋常ではないほど怖い。本当に怖い。

電車に乗り、駅で手渡された時刻表を確認すると、往路は1時間半かかったものの、復路はどうやら2時間かかる模様。
だのに、復路は5バーツ高い快速だという。
不可解だ。

帰りの電車は満席で、相席を余儀なく強いられる。

どこからか、リアリティな鶏の鳴き声が聞こえてくる。
何でもアリのこの国のことだ、きっと鶏がこの電車に乗り込んでいるに違いない。

と思いきや、向かいに座っているおっさんの着メロであった。
おっさんは寝ていて気付かず、僕らは笑いを堪えきれず、といった構図。

バンコク到着寸前、後ろの席に座っていた坊さんが陽気に話し掛けてくる。
会話をしようにもタイ語で話し掛けてくるため、苦笑いしか出来ず。
何故、あんなにベラベラ僕らに話しかけてきたのであろうか。
不可解だ。
6時起床。

案の定厳しい目覚め。
蒸し暑さ全開。寝汗満開。
強制的にシャワーを浴びる。

朝飯はバイキング。
どれもこれも惹かれない。
唯一信用できる食物はコッペパンのみだ。

「Fried Rice」と明記された炒飯のような米を食す。
ダメだ、臭くて食えたもんじゃない。

心無しかコーヒーまで癖があるように感じてくる。

7時20分ロビーに集合し、日本人による観光ツアーに参加。
独りで来ているらしい、片山晋吾ばりのテンガロンハットにアロハを着こなすメガネが僕らの標的になる。

道中、タイ名物の渋滞を経験。
信号待ちをしている車に対する窓拭き商売が尋常ではない。
「課長 島耕作」で読んでいたため、若干興奮。

船着場の前に到着し、船まで歩む。
途中、厳しい臭いが鼻をつく。
正直、男性の精液に酷似した臭さ。参った。

渡し舟に乗船し、チャオプラヤ川を横断。
2009_02200221.jpg

ワット・アルン(暁の寺院)に到着。

現地コーディネーターのくうちゃんに説明を受ける。
モノマネをマスターする。

中々の傾斜の建物で、圧倒される。

バスで移動し、王宮とエメラルド寺院を見学。

ヒスイで出来たエメラルドに輝く仏像を目にしたエビスと藤田Pは、
「吸い込まれる」「神聖な気持ちになる」を連呼。
確かにエビスは中々立ち上がらず、目もイッちゃっていたのだが、「もう行こうよ」と真っ先に言い出したのは紛れも無く藤田PでR。

何故か全く興味の無い金を売る物産展に寄り、タイ料理のバイキングへ。
藤田Pは日本で宣言していた通り、トゥクトゥクマグネットを大人買いする。

んがしかし、タイ料理のバイキングというのは、言ってしまえば朝食べた「臭い料理のオンパレード」ではないか、という疑問が生まれる。

「いや、流石にそれはないだろ」と一同。

現場に到着し、真っ先に発した「くっせ」という一言。
とにかく何もかも臭い。

結局満足に喰らえないまま終了。
飯が不味いということは、死ぬということだ。

14時過ぎ、タイ唯一の巨大免税店でツアーは解散する。

タイのタバコのグロテスク具合に慄く。
日本で言う「喫煙は、あなたにとって~」というメッセージ欄が、タイでは肺が真っ黒になった写真や、臓器が侵されたリアリティフォトで埋め尽くされているのでR。
決して飲食店には持ち運べない代物だ。

セブンイレブンに入店。
日本とは然程変わらないものの、店の規模が小さい。
「喉が渇いた」という理由だけでビールを購入。
ドラえもんフェア中のため、ドラえもん×セブンイレブンシールを手に入れる。

駅まで移動すると、大きな駅ビル。
地下にあるスーパーへ。

とても愉しい。
特に、日本にあるもののタイバージョンが様々な変化を遂げていて面白い。
お土産に「ソフィボディフィット夜用」のタイヴァージョンを購入。

ケンタッキーに入店。
小休止の為、ソフトドリンクを注文。
んが、エビスが注文した「ペプシMAX」なる飲み物がこれまた尋常じゃないほどの不味さ。
コーラではあるのだが、何故か湿布風味。

タイのゆりかもめ、BTSに乗車。
バンコク市内を縦横無尽に走っている。

トンローという駅に移動し、タイマッサージ屋を捜し求める。
歩んでいてどうしても怖いのは野犬だ。
街中にウヨウヨいるのでR。

「地球の歩き方」によれば、「野犬に咬まれて処置せずにいると100%といっていいほど死に至る」とある。
奴等は暑さでやられている昼間のぶん、夜は物凄く活発なのだ。

何とか野犬を回避しながらマッサージ店に到着。
タイ式マッサージにアロママッサージを加えたコースで2時間揉みに揉み解してもらう。
途中、気持ち良過ぎて反応してはいけない箇所が過敏に反応を示す。
後から確認したところ、藤田Pも同様の状況に陥った模様。

タクシーで一旦ホテルに戻る。
因みにタイのタクシーは初乗り2㌔で35バーツ(約105円)だ。
ホテルに着いた途端ボラれそうになり、男3人の気迫で何とかかわす。

着替えたのち、タクシーで夜の街へ。
ナナエンターテイメントプラザというタイの歌舞伎町へ。

ビール代の135バーツ(約400円)でタイ人女性が下着姿でひたすらポールダンスに興じるゴーゴーバーに初参戦。
豪遊を試みる。

結局夕飯はバーガーキングに落ち着く。
臭いものはもう口にしたくないのだ。

帰りはトゥクトゥクに乗って帰ろうと探し回った挙句、気付けばいつの間にやらスラム街。
野犬がウヨウヨしているため、結局タクシーで帰る。




「日本は豊かになった分、心が貧しくなった」みたいな総評をする人がよくいるが、今回の旅でそれはウソではないかと感じた。

豊かさをむさぼるために、人の心は貧しくなっていくのであると僕はこの日に強く感じた。

これは途上国に来なければ解らなかったであろう発見だ。


今日も疲れて爆睡だ。
エビスはそれでもマスクをしながら眠るのでR。
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